アルファードにチャイルドシートがつけれない時はシート形状に注意

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アルファードにチャイルドシートを取り付けようとして、
「うまく固定できない」
「ISOFIXなのに合わない」
「そもそもこの座席につけていいのかわからない」
と困ることがあります。

ただ、アルファード自体がチャイルドシートを取り付けられない車というわけではありません。実際には、座席の形状やチャイルドシートの種類、年式・グレードごとの仕様によって、取り付けやすさや適合条件が変わります。

特にアルファードは、2列目の快適性が高いぶん、シート形状が一般的な車と異なることがあります。そこで「つけれない」と感じるケースが出やすいのです。

まずは、車側とチャイルドシート側の条件を順番に確認していきましょう。

アルファードはチャイルドシートをつけられない車ではない

アルファードには、年式や仕様に応じてチャイルドシートを取り付けられる座席が設定されています。現行型の取扱説明書でも、チャイルドシートの適合座席や、ISOFIX・トップテザーを使った固定方法が案内されています。つまり「アルファードだから取り付け不可」という話ではありません。

ただし、どの座席にも自由につけられるわけではありません。座席位置によって「取り付けに適している」「条件付きで使用できる」「適していない」と扱いが分かれます。さらに、同じアルファードでも年式やグレード、7人乗りか8人乗りか、2列目シートの仕様によって判断が変わることがあります。

「買ったチャイルドシートが不良なのでは」と考える前に、まずは車との組み合わせを確認することが大切です。

つけれないと感じる主な原因は座席形状・位置・適合条件

2列目シートの形状で取り付けにくいことがある

アルファードでは、2列目にゆったりしたキャプテンシートや上級グレード向けのシートが採用されていることがあります。座面の形状、サイドの張り出し、ひじ掛けの位置によっては、チャイルドシートの台座が安定しにくかったり、設置スペースに余裕がなかったりします。

一般的な後席ベンチシートを前提に作られたチャイルドシートだと、アルファードの2列目では思ったより収まりが悪いこともあります。メーカーの適合表でも、同じ車種でもシート仕様ごとに可否が分かれる例があります。

回転式チャイルドシートは干渉しやすい場合がある

新生児期から使いやすい回転式チャイルドシートは人気ですが、アルファードでは回転時にシート脇やひじ掛けへ干渉する場合があります。

たとえば、カーメイトはヴェルファイアの上級2列目シートについて、ひじ掛けの影響で回転機能が使えず適合不可になるケースを案内しています。アルファードも兄弟車として近い座席構成を持つため、同様に「取り付け自体」だけでなく「回転機能まで問題なく使えるか」を見る必要があります。

固定できそうに見えても、回転できなければ日常使用でかなり不便です。特に乗せ降ろしのしやすさを重視して回転式を選ぶ場合は、購入前の適合確認が欠かせません。

3列目や座席位置によって固定方法が変わることがある

アルファードでは、2列目と3列目で使える固定方法が同じとは限りません。ISOFIXを使える位置、トップテザーを使える位置、シートベルト固定が前提になる位置が分かれることがあります。

現行型の取扱説明書でも、座席位置別に適合性が整理されています。また、メーカー適合表では「3列目はシートベルト固定なら可」といった案内が見られることがあります。

「2列目につかなかったから3列目も無理」とは限りませんし、逆に「ISOFIXだからどこでもつく」とも限りません。座席ごとの条件を見ることが必要です。

年式・グレード・2列目シート仕様で適合条件が変わる

アルファードは長く販売されている車種なので、10系・20系・30系・40系で室内設計が異なります。さらに同じ世代でも、7人乗りと8人乗り、標準シートとエグゼクティブ系シートでは座席構造が違います。

チャイルドシートの車種別適合表でも、年式・型式・定員・座席仕様を選んで確認する形式が一般的です。つまり「アルファードに対応」とだけ見て判断するのは不十分です。

中古車で購入した場合や、家族から譲り受けたアルファードに取り付ける場合は、年式や型式が曖昧になりやすいので注意したいところです。



まず確認したいアルファード側の条件

車両の取扱説明書で取り付け可能な座席を確認する

最初に見るべきなのは、アルファードの取扱説明書です。トヨタ公式サイトでは、車種ごとの取扱説明書を確認できます。チャイルドシートの項目には、取り付け可能な座席や、座席ごとの適合性が掲載されています。

確認したいのは、主に次の3点です。

  • どの座席に取り付けられるか
  • 前向き・後ろ向きで条件が違うか
  • ISOFIXやトップテザーを使える位置か

ここを飛ばしてしまうと、「取り付けられない座席で無理に試していた」ということも起こりえます。

ISOFIX対応位置とトップテザーの有無を見る

ISOFIX対応のチャイルドシートは、車側の専用金具に取り付けます。ただし、ISOFIX対応車であっても、すべての座席に固定金具があるとは限りません。

また、チャイルドシートの種類によっては、ISOFIX金具に加えてトップテザーやサポートレッグで安定させます。ナスバも、ISOFIX固定では下部を支えるサポートレッグ、または上部から支えるトップテザーによってぐらつきを抑えると説明しています。

つまり確認すべきなのは、「ISOFIXかどうか」だけではなく、

  • その座席にISOFIXロアアンカレッジがあるか
  • トップテザーアンカレッジが必要な製品か
  • その車両・座席でトップテザーを使えるか

という点です。

シートベルト固定時の注意点も確認する

ISOFIXでつかない場合でも、シートベルト固定なら使えるチャイルドシートがあります。特に3列目では、シートベルト固定が前提になる例もあります。

ただし、シートベルト固定は通し方や締め付けが甘いと、ぐらつきにつながります。ナスバやJAFも、取り付け方法は製品ごとの説明書に従うよう案内しています。

アルファード側の取扱説明書と、チャイルドシート側の説明書の両方を見ながら進めることが大切です。

チャイルドシート側で確認したいこと

車種別適合表で年式・型式まで確認する

購入前でも、すでに手元にある場合でも、まず確認したいのがメーカーの車種別適合表です。

適合表では、

  • 車種名
  • 年式
  • 型式
  • 7人乗りか8人乗りか
  • 座席位置
  • ISOFIXかシートベルト固定か

まで細かく確認できることがあります。

「アルファードOK」とだけ見て安心せず、自分の車に一致しているかまで見る必要があります。

座席形状NGや回転不可の注意書きを見る

適合表は、単に「○」「×」を見るだけでは不十分です。注意書きのほうが重要なこともあります。

たとえば、

  • 座席形状により安定しにくい
  • ヘッドレストと干渉する
  • ひじ掛けに当たって回転不可
  • 特定のシート位置のみ取付可

といった条件が記載されることがあります。トヨタの取扱説明書でも、ヘッドレストと干渉する場合の扱いが示されています。

「取り付け可」と表示されていても、使い方に制限があるなら、日常的には合わないと感じるかもしれません。特に回転式を検討している場合は、注意書きまで必ず確認したいところです。

迷ったらメーカー適合表を優先する

ネット上の口コミでは、「うちはついた」「このモデルなら大丈夫だった」という体験談が見つかります。ただし、それが自分の年式・グレード・シート仕様と一致しているとは限りません。

最終判断では、車両の取扱説明書と、チャイルドシートメーカーの適合表を優先してください。国土交通省も、ISOFIX対応チャイルドシートは車種ごとに指定された組み合わせで使用すると案内しています。

口コミは補助情報として見るくらいがちょうどよいです。

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アルファードで安全に取り付けるための基本手順

ISOFIXで固定する場合の確認ポイント

ISOFIXで取り付ける場合は、まず対応座席であることを確認したうえで、ロアアンカレッジに確実に接続します。接続後は、表示窓やロックサインが正しく変わっているかを見ます。

トップテザーが必要なモデルなら、指定されたアンカレッジへ取り付けます。サポートレッグ式なら、床面にまっすぐ接しているかも確認します。ISOFIXは比較的取り付けミスを減らしやすい方式ですが、「差し込んだつもり」で止まるケースは避けなければなりません。

最後に、チャイルドシート本体を前後左右に軽く揺らし、大きく動かないかを見てください。

シートベルト固定を使う場合の確認ポイント

シートベルト固定では、ベルトを通す経路が製品ごとに異なります。少し見ただけでは似ていても、通し方を間違えると本来の固定力が出ません。取り付け時は、製品の取扱説明書に沿って進めます。

特に見たいのは、

  • ベルトが正しいルートを通っているか
  • ねじれがないか
  • バックル側に無理な角度がついていないか
  • 締め込んだあとに大きなぐらつきがないか

です。

アルファードのように座面が大きく、背もたれ角度の自由度もある車では、チャイルドシートとの接地状態まで確認しておくと安心です。

背もたれ角度やトップテザーを含めて安定性を確認する

アルファード側のシートをリクライニングできる場合でも、チャイルドシートを取り付けた状態で好きな角度にしてよいとは限りません。車両や製品の説明書に、推奨位置や制限があることがあります。トヨタ系の取扱説明書でも、背もたれ角度に関する注意が示されています。

また、トップテザーを使う製品では、テザーが正しく張れているかを確認します。ゆるんでいると、せっかく固定していても安定性が落ちます。

「一応ついた」で終わらせず、実際に乗せる前に安定性まで確認することが大切です。

アルファードのチャイルドシート取り付けでよくある質問

助手席には取り付けできる?

車両やチャイルドシートの条件によって扱いは異なりますが、基本的には後席での使用が優先です。トヨタの現行取扱説明書でも、小さな子どもはセカンドシートまたはサードシートに乗せることがすすめられています。

また、やむを得ず助手席に取り付ける場合でも、後ろ向き装着は避けるよう注意されるケースがあります。助手席エアバッグとの関係があるためです。

助手席を使いたい事情がある場合は、必ず自分のアルファードの取扱説明書と、チャイルドシート側の条件を確認してください。

3列目にも取り付けできる?

3列目に取り付けられるかは、年式・座席位置・チャイルドシートの固定方式によって変わります。メーカー適合表では、3列目にシートベルト固定で取り付け可能とされるケースもあります。

一方で、ISOFIXやトップテザーが使えるかは別問題です。3列目に設置したい場合は、「取り付け可か」だけでなく「どの固定方法なら可か」まで見てください。

ISOFIX対応ならどれでも使える?

使えません。ISOFIX対応であっても、車側の対応座席、トップテザーの有無、チャイルドシートの適合条件が合っている必要があります。

国土交通省は、ISOFIX対応チャイルドシートについて、車種ごとに指定された組み合わせで使用するよう案内しています。

「ISOFIX」と書かれているだけで判断せず、車種別適合表でアルファードの該当年式まで照合するのが確実です。

つけれない時は買い替えが必要?

必ずしも、すぐに買い替えが必要とは限りません。

まずは、

  • 取り付け座席が合っているか
  • ISOFIXではなくシートベルト固定なら使えるか
  • 2列目ではなく3列目なら適合するか
  • 背もたれ角度やヘッドレストが干渉していないか

を確認します。

そのうえで、メーカー適合表に「不適合」と明記されている場合や、取り付けても安定しない場合、回転式なのに必要な動作ができない場合は、その車に合う製品へ見直したほうが安全です。適合しない製品を無理に使うのは避けましょう。

アルファードでチャイルドシートがつけれないと感じたときは、車種そのものが原因というより、座席形状や固定方式、年式ごとの適合条件が合っていないことが多いです。

特に確認したいのは、

  • 車両の取扱説明書
  • チャイルドシートメーカーの適合表
  • 取り付けたい座席の固定方式

の3つです。

この順番で見ていけば、「なぜつけにくいのか」「どの座席なら使えるのか」がかなり整理しやすくなります。安全性に関わる部分なので、感覚ではなく、説明書と適合情報をもとに判断するのがいちばん確実です。

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